さて!「航空母艦 海軍の要②」です!

第一次世界大戦の後、その実績から、日本海軍とイギリス海軍は海上航空兵力の必要性を感

じ、艦船の改造ではない、初めから航空母艦として研究設計をする事となりました。そして、最初に起工された航空母艦はイギリス海軍の「ハーミーズ」でしたが、工程が難航したために完成が遅れ、最も早く竣工したのはなんと日本海軍の「鳳翔」だったのです。

その後、第一次世界大戦の反省から世界的な軍備縮小へとシフトしていきました。
世界的軍縮が主張される中、1922年のワシントン会議により、ワシントン海軍軍縮条約が締結されました。これにより、戦艦や巡洋戦艦など大型戦闘艦の建造はほとんどが中止され、日本、アメリカは建造中であった巡洋戦艦各2隻を航空母艦へ改造する事としました。イギリスは先の「フューリアス」とその姉妹艦2隻を完全な全通甲板を持つ航空母艦に改造し、またフランスは建造を中止した戦艦1隻を改造し航空母艦として完成させました。

日  本:「赤城」、「加賀」
アメリカ:「レキシントン」、「サラトガ」
イギリス:「フューリアス」、「カレイジャス」、「グローリアス」
フランス:「ベアルン」
その後、日本とアメリカは航空母艦の運用実績を活かした新型航空母艦の建造をワシントン海軍軍縮条約に則って続けています。
アメリカ:「レンジャー」、ヨークタウン級2隻、「ワスプ」
日  本:「龍驤」、「蒼龍」、「飛龍」

このように大戦後、航空母艦建造は勢いをつけていき、第一次大戦直後に建造された「鳳翔」や「ハーミーズ」が10,000トン台であったのに比比べ、「赤城」は26,900トン、「レキシントン」も33,000トンと航空母艦は大きさを増して行きました。

その後、ロンドン海軍軍縮条約では、航空母艦の保有量にも制限が加えられましたが、1936年の日本の脱退により、条約による艦船建造の規制時代は終わりを告げることとなりました。
日本とイギリスは条約明け直後から、充分な航空機搭載力を有する大型の航空母艦の建造を開始し、少し遅れてアメリカも大建造に着手しました。戦力増強を急いだアメリカは、すでに建造中であったヨークタウン級1隻を建造しつつ、のちのエセックス級となる新たな設計の航空母艦の開発に入りました。
日本 – 翔鶴型2隻、「大鳳」、「信濃」
イギリス – 「アーク・ロイヤル」、イラストリアス級6隻
アメリカ – 「ホーネット」、エセックス級24隻、ミッドウェイ級3隻
これらの航空母艦は充分な攻撃力と相応の防御力を有しているため、正規空母と呼ばれました。また、イギリスの空母は敢えて搭載機数を犠牲にして飛行甲板と格納庫を強固な装甲で防御しましたが、搭載機数の少なさは完全な欠点となりました。搭載機数の少なさの解決は後のミッドウェイ級が登場するまでされませんでした。

というわけで今日はここまで!
次回もみてくださいね~!

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